小規模事業者持続化補助金・IT補助金等いろいろと個人の方が取得できる補助金ができています。

聞かれることが多いので、ご参考になれば幸いです。

補助金の仕訳はいつ・どうきればよいでしょうか?

仕訳を起こすタイミングは確定したとき、補助金の確定額が決まった日(決定通知書での金額の確定日となります。)

経費と固定資産で異なってきます。例にあげる補助金は100の場合となります。

[1]経費に充てられる補助金

補助金は雑収入できることになるかと思います。

(1)補助金の決定通知書での金額の確定日

借方       貸方

(未収入金)100   (雑収入)100

(2)補助金の実際の入金時

借方       貸方

(普通預金)  100           (未収入金) 100

[2]固定資産に充てられる補助金(固定資産購入と補助金が同時期の場合)

補助金は”事業主借”できり、同額を”事業主貸”で固定資産の帳簿価額を減額することになるかと思います。

(1)固定資産の購入時

借方       貸方

(固定資産)200   (普通預金)200

(2)補助金の決定通知書での金額の確定日

借方       貸方

 (未収入金)   100         (事業主借)100

(事業主貸)100         (固定資産)100

(3)補助金の実際の入金時

借方       貸方

(普通預金)  100           (未収入金) 100

この場合、決算書の減価償却費の計算の摘要欄に「所得税法第42条」と記載し、「国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書」を提出する必要があります。

[3]固定資産に充てられる補助金(期またがり)

小規模事業者持続化補助金等は期またがりで決定通知書がくる場合があります。

(12月に固定資産を購入後、決定通知書が1月にくる場合等)

(1)固定資産の購入時(例:12月)

借方       貸方

(固定資産)200   (普通預金)200

期末時

借方       貸方

(減価償却)10            (固定資産) 10

(2)補助金の決定通知書での金額の確定日(例:1月)

この場合、前期に帳簿価額が10減額されているため、翌期の期首帳簿価額

を補助金に対応する金額分減額(95)する必要があります。

減額できなかった金額(5)については雑収入で総収入金額に算入することに

なるかと思います。

借方       貸方

(未収入金)    95          (事業主借)  95

(未収入金)     5          (雑収入)      5 

(事業主貸)   95        (固定資産)   95 (※1)

(※1)減額の式

固定資産の未償却残高(190)

補助金の額(100)×—————————————————— = 95

固定資産の取得価額(200)

(3)補助金の実際の入金時

借方       貸方

(普通預金)  100           (未収入金) 100

この場合、決算書の減価償却費の計算の摘要欄に「所得税法第42条」と記載し、「国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書」を提出する必要があります。

・国税庁より

国庫補助金等の総収入金額不算入に関する明細書